【美術館めぐり】ポーラ美術館

りん
りん

アシスタントのりんです!

さまざまな美術品を展示する美術館。そして美術品を展示するのに欠かせないのが照明です。

美術品を見やすい環境にするのはもちろん、強い光によって作品が痛まないよう光の強さを調整することも照明の大切な役目。

このブログでは、そんな陰の立役者である照明に注目しながら美術館をめぐっていきます。

今回訪れたのは、ポーラ美術館。箱根の森の中にある自然豊かな美術館です。

開催中の企画展(2022年9月17日-2023年1月15日)

ポーラ美術館開館20周年記念展 ピカソ 青の時代を超えて

美術館としてはめずらしい平屋の建物で、箱根の山々に囲まれ、どこにいても太陽光が明るく射し込みます。

紅葉の季節ということもあり、ガラス越しに見える紅葉の綺麗な山が出迎えてくれました。とても素敵なエントランスですね。

売店の照明も様々な形のものが使用されていました。とても明るい一方で、電気がついているような明るさというよりは、自然の明るさを感じる暖かな雰囲気。こちらの調光もこだわって調整されているのでしょうか。

さてピカソ展です。ゲルニカで有名なピカソですが、この展示会で見られる作品はどれも、「これがピカソの作品?」と驚くような、初めて見る意外なものばかり。

風景画や人物画など、ピカソの作品の中で多く使用される独特な青という色にフォーカスした展示会でした。

ゲルニカのような個性的な作品を生み出すようになるまでの、様々な軌跡をたどります。

照明を見てみましょう。照明はどれも同じ数ではありません。作品によって一方から、多方向からと様々です。

展示室は、ひとつひとつの作品が美しく鑑賞できるように独自開発の照明を採用。約10,000点のコレクションは、ポーラ創業家2代目の故・鈴木常司が40数年にかけて収集したものです。西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など、多岐にわたります。

https://www.polamuseum.or.jp/about/

こちらのフロアは、スポットライト型の照明が二層になっていますね。ほかの美術館ではあまり見かけてこなかったスタイルです。

壁には心に響く言葉が印字されていました。

映像展示設備の裏側である木目にも言葉が。ここに書いてある文字も、スポットライトでくっきりと照らされています。

絵画作品と同様にライトで照らされることで、言葉も芸術の一部として残されていくものなのだと感じました。

建物は地下に続いていきます。一階から差し込む太陽光が地下のホールまで明るく照らします。

陽が入る地上はとても明るい反面、地下は真っ暗、真っ黒な壁に囲まれたスペースに置かれた作品があるなど、コントラストが印象的でした。

自然光と照明をコントロールしている美術館。自然と芸術に癒されたいときにおすすめです。

今後もさまざまな美術館、展示ブースを訪れていきたいと思います。

りん
りん

次回もお楽しみに。

ポーラ美術館
https://www.polamuseum.or.jp

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